HOME  ›  ふくもの暦  ›  8月【葉月】はづき
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花火のはなし

 「た〜まや〜」「か〜ぎや〜」ドーンと大きい花火が上がった時によく聞くセリフですね。この玉屋と鍵屋、どちらも江戸を代表する有名な花火師でした。鍵屋は日本で現存するもっとも古い花火業者で、両国(隅田川)の花火大会でも大活躍していました。その鍵屋の番頭が暖簾分けをし、玉屋を名乗るようになったのです。やがて、二大花火師競演の時代がやってきます。これが「た〜まや〜」「か〜ぎや〜」の由来です。しかし、後に玉屋は失火によって火事を起こし、江戸を追放されてしまいます。人びとは玉屋の花火の技術を惜しみ、鍵屋だけになった花火大会でもなお、「た〜まや〜」「か〜ぎや〜」と掛け声を上げ続けたのでした

風鈴のはなし

 暑い夏に涼しげな音色を響かせる風鈴。風鈴の起源は中国ですが、その使われ方は日本とは全く違って、音の鳴り方で物事の吉凶を占うものでした。それが仏教と一緒に日本に伝わり、お寺などの建物の四隅に下げて、厄除けとして使われるようになりました。その頃の風鈴は風鐸と呼ばれる銅製で、現在のようなガラス製の風鈴が庶民に広まったのは江戸時代後期以降です。享保年間にはすでにガラス製の風鈴はありましたが、とても高価なものでした。やがて天保の頃になると江戸でもガラスが作られるようになり、夏の風情を楽しむ道具に姿を変えました。近年では騒音問題などもあり、あまりその音色を聞かなくなったようにも思いますが、たまにはエアコンを消して、風に吹かれた風鈴が奏でる音に耳を澄ますのも良いかもしれませんね。

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