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9月29日は招き猫の日

 くる(9)ふ(2)く(9)のゴロ合わせから9月29日は、招き猫の日。この日には三重県伊勢市のおかげ横丁で福招き猫祭が催されます。招き猫といえば商売繁盛の置物。右手を上げている猫はお金を招く猫で、左手を上げている猫は人を招く猫と言われているのは、よく知られています。 じゃあ、両手を上げている招き猫でお金も人も…と思うかもしれませんが、両手を上げている招き猫は欲張り過ぎると「お手上げばんざい」状態として敬遠される傾向にあるようです。また、三毛や白、金の招き猫が福を“呼ぶ”のに対して黒い招き猫は“魔除け”の意味があるともいわれています。招き猫は江戸時代に生まれたものとされていますが、そのルーツには諸説あり、誕生から1000年以上経った今でも謎は多く残されています。

お月見

 2010年の中秋の名月は9月22日。お月見は古くからある伝統行事ですがあまり思い出さないままに終わってしまう印象があります。慌ただしい毎日ですが、中秋の名月くらいはゆっくり眺めたいものです。さて、月といえば餅つきをするうさぎですが、月の模様がうさぎと言われているのは日本、中国、韓国などの東アジアの一部。では、世界各国では月の柄は何に見えているのでしょうか。ざっと紹介すると

○アメリカ 女性の横顔
○アメリカインディアン ワニ、トカゲ
○南ヨーロッパ 大きなハサミの蟹
○北ヨーロッパ 本を読むおばあさん
○アラビア 吠えているライオン
○ドイツ 薪をかつぐ男
○インドネシア 編み物をしている女性

うーん…月は地球に向けていつも同じ面を向けているにもかかわらず、国や地域によってこんなに違うものなんですね。星座にしても月の模様にしても人間の想像力の豊富さを感じます。

菊の節句(重陽の節句)って知っていますか?

 日本には五節句と呼ばれるものがあります。1月7日が人日の節句、3月3日が桃の節句、5月5日が端午の節句、7月7日は七夕。実は9月9日もそのひとつ、重陽の節句と呼ばれています。現在では最も影が薄い節句ですが、昔は最も重要な節句であると考えられていました。 というのも、陰陽道において奇数は陽のもの、偶数は陰のものを表しますが、「9」は陽を表す最も大きい数字だからです。別名、菊の節句ともいい、平安時代には貴族たちが当時は珍しかった菊を鑑賞したり、菊酒を飲んだりして長寿を祈っていました。 菊の節句は、残念ながら現在では馴染みのない節句になってしまいましたが、京都の上賀茂神社では無病息災を祈る重陽神事が今でも行われています。

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