photo by Shigeki Watanabe
このメニューの凡例
いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの
人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、
基本の料理がしっかりしている店もいいね。
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先週の東口に続いて、今週の「鳥肌の立つ店」は池袋西口編をお送りしよう。
西口と言えば小説の題材ともなった「西口公園」が有名だが、この公園に隣接する東京芸術劇場を筆頭に、大小さまざまな劇場が存在している。毎年行われる「池袋芸術祭」も今年で 19 回目を迎え、開催期間中は多くの演劇ファンで街が賑わう。映画館やライブハウスも多く、文化・芸術の一大発信地としてもこの地は知られている。
そんな池袋西口から、小野員裕氏がメイン MENU でナビゲートするのは、正統派の BAR 。落ち着きのある店内で、芸術論など「大人の会話」をたしなむのもいいだろう。おすすめ MENU 2軒では和洋のパスタが揃い踏み。「カレーうどん」と「ワタリガニのバベッティーニ」、どちらも職人技がギュッと詰まった逸品、その心意気を堪能してほしい。