創業大正 11 年 老舗で味わう酒と肴
入り口から右手にカウンター、左手の小上がりには大きなテーブル席。一見頑固そうで無口な主人だが、実は気が優しい方なのだ。創業大正 11 年と歴史は長く、いかにも旨い魚と酒が堪能できる、といった、どっしりと地に足が着いた店構え、この主人は3代目である。
季節のおひたし、様々な旬な魚のお造り、とにかく酒にピッタリの肴が出迎えてくれる。お勧めは秋口から春先限定のおでん。実に潔ぎがよく味わい深い。また、〆鯖もいい。とにかく按配が絶妙で、日本酒がクイクイと進んでしまうだろう。これぞ正しき居酒屋、酔いしれてもらおう。
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「〆鯖」はその日の仕入れによって値段が変わる(¥1000 〜¥1200 )。
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各種おでんダネは¥100 〜¥350。
写真は「大根」(¥200 )、「こんにゃく」(¥200 )、「海老芋」(¥350 )。
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: DATA :
【らんまん】
住所:東京都中野区中野5-59-10
JR・東京メトロ東西線中野駅北口より徒歩4分
電話:03-3387-0031
営業時間:17:00〜24:00
定休日:日・祝日の月
席数:40席
★シチュエーションPOINT
「酒と肴にうるさい上司を誘って、株をあげる?」

天麩羅や一品料理も充実 飲み屋としても楽しめる
中野地元民には「武蔵野そば処」は馴染みの店である。かつては古民家風の佇まいだったが、平成 13 年にリニューアルオープン、その面影は店内にのみ留まっている。ちょいと一杯の後のそばはグっとくるものだが、この店は各種日本酒を取り揃え、端っから飲み屋として利用している客が多く、季節の天麩羅や、ちょいとした一品料理を肴に酒も楽しめる店なのだ。
当然、〆にズっズっと、二八のもりそばをいただくのもいいが、飲み仲間は、
「納豆そばも、美味しんだよね」
と、彼はもっぱらこのメニューで〆るそうなのだ。お試しあれ。
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正式には「もりそば」ではなく「武蔵野そば」
(¥ 730 )。薬味にはもみじおろし、菊花、穂ジソ、ゴマが並ぶ。 |
古民家風の店内。様々な古道具が飾られ、
落ち着いた雰囲気で料理を楽しめる。
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: DATA :
【武蔵野そば処】
住所: 東京都中野区中野5-55-11
JR・東京メトロ東西線中野駅北口より徒歩5分
電話: 03-3389-4751
営業時間:月〜金11:30〜14:00
17:00すぎ〜24:00
土・祝17:00すぎ〜24:00
定休日:日
席数:37席
★シチュエーションPOINT
「同僚と飲んだ夜の〆に」