本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ! 今週末の予定はおまかせ!

2007.5月 File.03

●今週の鳥肌店

高田馬場「べんてん」

●今週のおすすめ

高田馬場「26日の月」 「MOSQUITO」

●今週の裏メニュー

「馬場に集まる“濃い〜”人々」

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鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Shigeki Watanabe


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

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先週に引き続き、小野氏がナビゲートする高田馬場。学生街だけあって、「安い・早い・味は…」といった店が多いのも事実だが、そこは心配ご無用。今回は「大人が満足できる」ラーメン屋と BARをご紹介。
メイン MENUの「べんてん」はボリュームもさることながら、その確かな旨さに数多くのファンが存在する東京屈指の名店である。腹が膨れれば味は二の次、といった学生街にありがちなラーメン屋とはまったく違う、店主の骨太なこだわりを堪能してほしい。
おすすめ MENUのBAR 2店は、乱痴気騒ぎとは無縁の大人の社交場。騒がしい若僧達と運悪く隣り合ってしまった場合の、心安らぐ避難場所として活用してもいいだろう。
いずれの店も、これまでの「高田馬場」に対する固定観点を覆すことうけあい。ぜひあなたの知らない高田馬場を訪れてみてほしい。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
[ べんてん ]
[ 26日の月 ]
[ MOSQUITO ]