本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ! 今週末の予定はおまかせ!

毎週木曜更新!
2007.6月 File.02

●今週の鳥肌店

神田「葡萄舎」

●今週のおすすめ

神田「升亀本店」

●今週の裏メニュー

取材拒否を続ける名店「○○○風カリーライス」を探せ!

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鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Fumio Kita


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

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「江戸っ子だってねぇ」
「神田の生まれよ」
こちらは浪曲『森の石松』に登場する有名なセリフだ。神田は江戸っ子の代名詞。現在も神田明神をはじめ、下町情緒を各所に残す街である。
江戸の昔から、ここらの住人たちは味にうるさく、何事にも「粋」であることを身上としてきた。平成の世となってもそれは変わらず、現代の江戸っ子の舌と胃袋とを満足させるべく、多種多様な飲食店が建ち並んでいる。
神田周辺は会社も多く、昼飯時のサラリーマンや OLたちを巡って、各店がしのぎを削るランチ激戦区でもある。今週、来週はそんな「ランチ天国・神田」を小野氏がナビゲート。前編となる今回は、料理はもちろん、店主自身も味わい深い2軒の店をご紹介しよう。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
[葡萄舎]
[ 升亀本店 ]