本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ! 今週末の予定はおまかせ!

2007.8月 File.04

●今週の鳥肌店

蒲田
「鳥万」

●今週のおすすめ

新宿
[ニーハオ]

●今週の裏メニュー

「濃密濃厚! “彼女”たちとのバイト体験」

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鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Shigeki Watanabe


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

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旨くて安い庶民の味 蒲田

JR京浜東北線蒲田駅のホームには、電車の発車音として『蒲田行進曲』が流れている。あの軽快なメロディを耳にした途端、
「銀ちゃん!」
「ヤス !!」
と同名の映画に思いを馳せる方も多いだろう。じつはこの歌、かつてこの地に存在した松竹キネマ(現・松竹株式会社)蒲田撮影所の所歌。現在、撮影所はなくなり当時の面影は残っていないが、飲食店や商店が数多く建ち並び、「キネマの天地」だった頃と変わらぬ賑わいを見せている。
今週はこの蒲田を小野員裕氏がご案内。「旨くて安い」をテーマに、鳥肌の立つ店をセレクトしていただいた。そのコストパフォーマンスには驚くばかり。給料日前でもまったく問題なし! 週末は蒲田へ「行進」してみよう。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
[鳥万]
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