本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ! 今週末の予定はおまかせ!

2007.9月 File.03

●今週の鳥肌店

下北沢
「虎の子」

●今週のおすすめ

下北沢
[cafe ZINC]
[下北洋食屋 マック]

●今週の裏メニュー

「下北沢、一考」

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鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Shigeo Kikuchi


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

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旨くて安い庶民の味 蒲田

先週に引き続き、小野員裕氏がご案内するのは下北沢。
新宿、渋谷といったターミナル駅からのアクセスも良く、新旧の文化が交差するカルチャースポットとして人気の街である。迷路のように入り組む細い路地には、レコードショップや古着屋、骨董屋や雑貨屋などが建ち並ぶ。日々の仕事やストレスを忘れて、お気に入りのアイテムを宝探し気分で見つけてみてもいいだろう。
そぞろ歩きにひと息ついたら、忘れちゃいけないのが腹ごしらえ。今週小野氏がお勧めするのは、正しくお酒をたしなむ方のための酔処と、客と料理に真摯に向き合う喫茶店、昔ながらの洋食屋の3軒。まだまだ暑さが残るこの時期とはいえ、「食欲の秋」の幕開けとするにはうってつけの店ばかり。
今週末は近づきつつある秋の気配と美味なるメニューを求めて、下北沢を探索してみてはいかがだろう。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
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