本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ!今週末の予定はおまかせ!

2007.6月 File.04

●今週の鳥肌店

池袋東口「新一条流がんこラーメン」

●今週のおすすめ

池袋東口「A・Raj」「東亭」

●今週の裏メニュー

「職人技に思わずウットリ 昼下がりの池袋東口」

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鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Shigeki Watanabe


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

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今週、来週の舞台は「東が西武で 西、東武」でお馴染みの池袋。
JR、私鉄計8路線が乗り入れるこの地は、1日に 100 万人以上が訪れる日本でも屈指の繁華街である。行き交う人々はじつに多種多様。スーツに身を包んだ勤め人やエビちゃん風OL、原色華やかなりしギャルに B-BOY 学生。さらには、最近注目を浴びている「乙女ロード」に集う、「腐女子」や「貴腐人」たち。趣味も嗜好もバラバラだが、「旨いものを食べたい」という欲求はみな共通だ。しかし、多くの人間が集まる街には、どうしても画一的なチェーン店が密集してしまう。せっかくの食事、どこでも食べられる味で済ませてしまうのはちょっと悲しい。
この問題を解決すべく、小野員裕氏が味はもちろん、店主の人柄も「旨い」名店を選りすぐってご紹介。今週は東口エリアから、カリスマ店主が迎えるラーメン屋に、都内でも珍しい本格南インド料理、満足度・満腹度ともに 120 %の餃子専門店とバラエティーに富んだラインナップでお届けしよう。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
[新一条流がんこラーメン]
[A・Raj]
[東亭]