本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ! 今週末の予定はおまかせ!

2007.7月 File.01

●今週の鳥肌店

池袋東口「FullHous」

●今週のおすすめ

池袋東口「ARCO」「名古屋うど」

●今週の裏メニュー

「人柄もまたご馳走なり」

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鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Shigeki Watanabe


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

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先週の東口に続いて、今週の「鳥肌の立つ店」は池袋西口編をお送りしよう。
西口と言えば小説の題材ともなった「西口公園」が有名だが、この公園に隣接する東京芸術劇場を筆頭に、大小さまざまな劇場が存在している。毎年行われる「池袋芸術祭」も今年で 19 回目を迎え、開催期間中は多くの演劇ファンで街が賑わう。映画館やライブハウスも多く、文化・芸術の一大発信地としてもこの地は知られている。
そんな池袋西口から、小野員裕氏がメイン MENU でナビゲートするのは、正統派の BAR 。落ち着きのある店内で、芸術論など「大人の会話」をたしなむのもいいだろう。おすすめ MENU 2軒では和洋のパスタが揃い踏み。「カレーうどん」と「ワタリガニのバベッティーニ」、どちらも職人技がギュッと詰まった逸品、その心意気を堪能してほしい。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
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[ARCO]
[名古屋うどん]