本当に美味しいもんを食べたいなら、ココ!今週末の予定はおまかせ!

2007.8月 File.03

●今週の鳥肌店

新宿
「第21みくに丸」

●今週のおすすめ

新宿
[トップ]
[中華若月]

●今週の裏メニュー

「刺激的な夜は更けて」

<BACK NUMBER>

鳥肌店のある街
第1回 中野
第2回 中野
第3回 高田馬場
第4回 高田馬場
第5回 銀座
第6回 新橋
第7回 神田
第8回 神田
第9回 池袋東口
第10回 池袋西口
第11回 鶯谷
第12回上野・御徒町・湯島
第13回上野・御徒町・湯島
第14回 茅場町
第15回 新宿
第16回 新宿
第17回 蒲田
第18回 赤羽
第19回 下北沢
第20回 下北沢
第21回 恵比寿
第22回 東武練馬
第23回 門前仲町
第24回 浅草


カレーサミット
ラーメンサミット


photo by Shigeki Watanabe


このメニューの凡例

いい店って、どんなものか考えてみた……。
そう、美味しい料理を提供してくれる店がいいに決まっているけど、でもね、料理がちょいと不出来でも、主人、女将さんの 人柄がよければ、これもいい店じゃないかな。また、流行の食材、料理手法を多少は取り入れるけど、そればかりに終始せず、 基本の料理がしっかりしている店もいいね。

続きはこちらへ


先週に引き続き、今週も新宿を舞台に「鳥肌の立つ店」を紹介していこう。
ご存知のように、一口に「新宿」と言ってもエリアによって街並みは大きく様変わりする。西口には高層ビル街、東口にはデパートや大型電器店が建ち並び、再開発めざましい南口、眠ることを知らない歌舞伎町と、その雰囲気や集まる人々の目的はさまざま。趣味嗜好の違う人々を相手にするためだろうか、この街には個性や主張を消した、無難な飲食店が少なくない。しかし、「ここでなくては!」と思わせる魅力のない店でとる食事はどこかさびしい。

そこで我らが小野氏に、押し付けではないながら、店主の経営哲学がしっかりと伝わる名店をナビゲートしていただこう。移り変わりの激しい新宿で、長年に渡り人々を魅了しつづけてきた「オンリーワン」の実力を、ぜひとも堪能してほしい。

小野員裕(おの かずひろ)
1959年、北海道に生まれ、東京で育つ。文筆家、出張コック、フードプロデューサー。横濱カレーミュージアム初代名誉館長。 鉄の胃袋を武器に放浪先の大衆食堂、大衆酒場に足繁く出入りするかたわら、カレー伝道者としてカレーの醍醐味についての 布教を地道に続けている。著書に『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(講談社)、『週末はカレー日和』(ぴいぷる社)、 『週末は鍋奉行レシピで』(創森社)、『立ち飲み酒』(共同執筆、創森社)、『魂のラーメン』(プレジデンド社)、『ラーメンのある町へ』 (新潮社)、『カレー放浪記』(創森社)など
[第21みくに丸]
[トップ]
[中華若月]